『ヨガってなんとなく良さそう。始めたいけど、どうしたらいいかわからない。』
筆者はヨガを始める前、「ヨガってなんとなく良さそうだな」って思いを抱えたまま、数年間始められませんでした。
初めに何をすればいいのかわからなかったり、スタジオもたくさんあってどこにいけばいいのかわからなかったり。
この記事では、「ヨガをやりたい」と思った方に、どのように始めるのがいいのかを解説していきます!
- ヨガの目的
- ヨガの種類の選び方
- ヨガのはじめ方
- 準備するもの
Contents
何よりも初めに知って欲しいこと
行動派の方は「まずはヨガマットを買っておこう!」と思うかもしれませんが、少し落ち着きましょう。
ヨガを始めようと思ったきっかけは人それぞれによって違うと思います。
でも何よりも知って欲しいことは、ヨガの目的はあくまで瞑想、精神的なものであることなんです。
深い瞑想に入るために体を動かすのであって、痩せる、身体が柔らかくなる、なんかおしゃれというのは実は全部副次的な効果なのです。
もちろんそういった目的がダメというわけではありませんが、知っておいて欲しいなと思います。
このようにヨガは予想と違ったことが多いので、気になる方は20代男性が初心者から4年程ヨガをやってみて意外だったこと、予想通りだったことまとめ-前編-を読んでみてください!

ヨガの種類を選ぶ
え?ヨガの種類。。。?
「ヨガ」は「ヨガ」の1種類しかないと思っていたら、実はいろんなスタイル(流派のような)があります。
一般的に「ヨガ」というと「ハタヨガ」を指すことが多く、クラスも最も多いと思います。
多くの方が「ゆっくりと動いて少し止まってポーズをする」ようなイメージを抱いていると思いますが、もっと動きの多いヨガだったり、数分間も同じポーズをとり続けるようなヨガもあります。
それらは全てが「ヨガ」ですが種類が異なります。
一例として、目く見かけるヨガ の主な「ポーズ」のポイントを参考にご紹介します。目的が瞑想であることは基本的に共通です。
クラスで見かける主なヨガ
- ハタヨガ:最もオーソドックスなヨガ。運動量もちょうど中間で先生の組み立てる順番にそってポーズをとっていきます。ゆったりと動いてリラックスできます。
- アシュタンガヨガ:最も運動量が多く、ポーズの順番が決まっています、1人でも練習したい人にオススメです。
- シヴァナンダヨガ:12個のポーズからなっていて、特有の太陽礼拝やポーズの間に休憩(屍のポーズ)があるのが特徴です、
- 陰ヨガ:最も動かないヨガで、1ポーズに数分かけることで体の奥の奥までほぐします。
- アイアンガーヨガ:ポーズの1つ1つを細かく丁寧に行うため、補助器具(ブロックやベルト)を多く使うのが特徴です。
特にイメージがなく、まずは「ヨガ」というものを体験したい場合、単純に「ヨガ」と書いてあったり「ハタヨガ」と書いてあるクラスを選びましょう。
また、イメージと実際にやってみるのとでは全く異なることもあるため、「合わないな」と思ったら、別の種類も体験してみましょう!

ヨガをはじめてみる
それでは、やりたいヨガがイメージができたら実際に体験してみましょう!
初めてヨガを体験するのにオススメの順で書いていきますが、ご自身の好みや環境にあったものを選んでみてください。
ヨガスタジオで体験する
やはり実際のスタジオで体験してみるのが一番です。
対面で丁寧に教えてもらえ、わからないこともその場で聞くことができます。
さらに、「ヨガをする環境」が整っているのが自宅との大きな差です。
家にいると、なにかと生活の雑音や雑念が入ってきてしまいますが、スタジオでは先生の雰囲気も含め、ヨガにのみ集中できる空間になっています。
静寂の中で没入するヨガは、とても集中できて気持ちよく感じられます。
では、ヨガのスタジオやクラス選びのポイントを少しご紹介します。
スタジオ選びのポイント
- ヨガ専門のスタジオ
- できれば個人の先生が運営している
- 初心者クラスや体験クラスがある
- スタジオやクラスは複数種類に参加してみる
ヨガというのはインストラクターをするための公式な資格が必要ないため、やろうと思えば誰でもできてしまいます。
ヨガスタジオ以外がダメというわけではありませんが、やはり専門のスタジオを運営している先生は、個人としても長らく練習してきて指導の経験も豊富です。
また初心者クラスや体験クラスがあれば、初心者レベルに合わせて一から説明してもらえるので、ヨガがどう言ったものか理解しやすいと思います。
ほとんどのスタジオではヨガマットのレンタル(有料or無料)があるので、購入前にいろいろ試せるのもいいですね!
最後に、スタジオやクラスは複数体験してみるのがオススメです。
1回目で「これだ!」と思うことがスタジオに当たればいいですが、ヨガのスタイルが合わなかったり、先生やスタジオの方針が合わないということもあるので、1度ダメでも色々試し見てください!
本(DVD)を見て真似する
お住まいの場所や環境によってはスタジオに通えない方もいると思います。
実はとても素敵な先生でも、初めた頃はずっと動画や本を真似て練習していたという方によくお会いします。
本、DVDのいいところは体系的に学べるところです。「ヨガとは〜」という説明から始まり、段階的にポーズも進められます。
Webで探した動画などはワンポイントの説明に特化しているので、順を追って学んでいくことが難しいと思います。
本やDVDを選ぶ時は体系的に学べるかどうかを基準に選ぶといいと思います。
本、DVDの選ぶポイント
- 体系的に学べる(ヨガとは〜の説明からポーズを段階的に)
- 図などを通してポーズで気をつけるポイント(呼吸も含む)などが細かく書いてある
- ファッション的ではなく純粋にヨガの実践について説明されている
この内容に合うのはDVD付きの本が多い様に思います。
本で体系的に学び、またポーズのポイントを確認し、動画でポーズをみたり雰囲気を感じられます。
インストラクターの方の指示は簡潔でわかりやすいため、従っていくと迷いなく進めます。
またスタジオ以外での体験ではヨガマットが必要になってきます。マットについては最後にまとめて記載します。
オンラインレッスン(対面)を受けてみる
最近はオンラインクラスも増えてきました。
ウェブミーティングアプリを利用して相互に見ながらのクラスやアプリで動画をみるものなどさまざまあります。
コロナでスタジオにいけない代わりとして急速に盛りがっていて、今は有名なスタジオや先生が率先してやっていますが、今後はさまざまな方が取り入れるのではないかと思います。
オンラインクラスの選び方
- 初心者クラス、体験クラスがある。
- 双方向のコミュニケーションがとれる
- 比較的大手のスタジオ、有名な先生を選ぶ
- 使い慣れたアプリなどストレスフリーに操作できる環境
オンラインクラスのいいところは、もちろんスタジオに行かなくても授業が受けられること。
一方で、自宅でヨガをする環境や通信手段はご自身で整えなくてはいけません。
初めてのヨガで不安があるのに加え、アプリの手間やコミュニケーションの取りづらさがあるので、ヨガに100%集中できるかは環境によってしまいます。
本や動画に劣っているというほどではありませんが、今後ますます改善されてきて、いろんなクラスが出てくると良いなと思っています。
https://koheioka.com/online_yoga/
YoutubeなどWebを見て真似する
最後にYoutubeやWebで好みの動画、記事をみて真似することです。
このような媒体では「あるポイント」に焦点を当てたHowto系が多いため、すでに始めている方がさらに詳しくなるのに適しています。
もちろん初心者用の動画や記事もありますが、どこがポイントなのかわかりづらかったり、体系的に学ぶのには適していないものが多いです。
また、こういった媒体は広告や不要な通知などノイズが多く、ヨガへの集中度が下がってしまうのも難点です。
単純にポーズを真似して動くというだけであれば使えると思いますが、先に紹介したような方法で体験した後で、わからなかったところなどを深めるのに使用して見てはいかがでしょう。
準備するもの
最後に、体験する際に必要なものを解説します。
ヨガをするのに準備するもの
- 動きやすい服装
- タオル
- 水分
- ヨガマット(体験クラス以外)
ヨガのいいところは準備するものがとても少ないことです。
体を動かすのにストレスにならないような服装で、タオルと水分を準備しましょう。
ヨガマットは、スタジオの体験レッスンでは付属していることが多いですし、そうでない場合も有料でレンタルしていることが多いので、ご自身で買ってしまう前に試してみるのがオススメです。
これから本格的にやっていこうと思っている方は、ヨガの種類に合わせたマット選びをするのがオススメです。(ヨガの種類によって効果的な厚さが異なります。)
スタジオにいけず、まずは家でやろうと考えている方は、ドラッグストアやスポーツショップで売っている1000円強のマットではなく、少し高いですがSuryaのマットくらいから始めるのがオススメです。
安いものだとクッション性はあって、ストレッチや筋トレをするにはいいですが、ヨガでポーズをした際に滑りやく、また比較的早めにボロボロになってしまいます。
最後に
ヨガは始めるまではなんとなく高い壁がありますが、いざ始めてみて、いいクラスや先生を見つけるととっても素敵なことだとわかります。
行ってみるとイメージと全然違うことが多くて驚くこともたくさんありました。
まずは経験してみて、ヨガの良さに気づいてもらえたら嬉しいです!
