今では美容、健康のために多くの女性がやっているイメージのヨガ。
男性からしたらちょっと始めづらいな、、、って思いますよね。
サボり症で毎日やっているわけではないけど、23才の時から始めてまもなく4年がたつので、始める前から比べて意外だったこと、予想通りだったことを書きたいと思います。
「ヨガ始めたいけど意識高そうでちょっと…」とか、「ヨガって女性ばかりなんでしょ」
って思っているひとが始めるきっかけになれば嬉しいです。
もうヨガをしているひとは「あ〜、あるある」と思っていただければ嬉しいです!
Contents
意外だったこと。
ヨガを始めて意外だったこと、驚いたことはたくさんあります。
その中でも、よく勘違いされていること、よく聞かれることを中心に選んでみました!
はじめは身体が硬いほうがいい。
これがヨガを初めて1番意外だったこと。。。
ってよく聞きますが、実は、はじめた頃は身体が硬いほうがいいのです。
ヨガって想像通りいろんなポーズがあって、はじめから身体が柔らかいと、どのポーズも一見できてるように見えちゃいます。
実際にはどのポーズもきちんと身体の使い方が細かく決まっています。
最初から柔軟な人は、まだ身体ができていないうちにぱっと見できちゃうので、細部はできてなくて、身体にに負担をかけて怪我してしまいます。(初めからぐにゃぐにゃのぼくは怪我だらけ)
ヨガのポーズは正式な形は決まっているものの、骨格や体型は人それぞれみんな違うので、自分のちょどいいところを探すのが大事です。
硬い人は少しずつ柔らかくなっていくので、ポーズをする時にどこが辛い痛いとか感じやすくて探しやすい。柔らかい人は、ある程度なんでもできちゃうから、どこがちょうどいいのか感じづらい。
「あれ、ちょうどいいところってどこだろなー、このあたりでいいか」って感じ。人に伝えるときも硬かった経験がないので伝えづらいですよね。
とよく言われますが、そんなことはありません。
一口に「ヨガ」と言ってもいろんなスタイルがある
「ヨガ」というと、思いつくのはハタヨガ、ホットヨガ辺りだと思います。
でもヨガのスタイルってたくさんあって、毎年のように新しいスタイルもできています。
ぼくが始めた4年前、スタジオに行く前に色々調べたときは、「アシュタンガヨガ」「アイアンガーヨガ」「パワーヨガ」「シヴァナンダヨガ」「ラージャヨガ」「クリパルヨガ」「ヴィンヤサヨガ」「インテグラルヨガ」あたりについて書いてある記事をよく見かけました。
こんなにあるのか!と思ったけど、調べるとまだまだ凄まじい種類のヨガがあります。
最近ではエアリアルヨガって天井から吊るした布を使うヨガ(写真)とか、アクロヨガって2人でやるヨガなんてのも人気だったりすします。
果てにはドイツ発祥のビールを飲みながら行う「ビールヨガ」なんていうのまであります。。。(さすがドイツ!!)
基本的にはどのヨガも目的は一緒だと思うけど、エアリアルヨガやホットヨガのようにスタジオに行かなければできないヨガから、アシュタンガヨガのように1人でもある程度できるヨガある訳で、やっぱり色々試してみて自分にあったものを選んでほしいです。
同じヨガでも先生やクラスの雰囲気によって、合う合わないもあるので、自分にあったちょうどいいものをじっくり選んでください。
もう少し詳しく知りたいかたは、ヨガジャーナルの「ヨガの種類」へどうぞ。
ちなみに「マタニティヨガ」は本来スタイルの一つではなくて、もともとヨガを練習してた女性が妊娠した時に負荷がないようにやる練習であって、妊娠したからと始めるものではないらしい。ご参考までに。
ポーズは手段であって目的ではない
ヨガと聞いて想像するのは、難解奇怪不思議なポーズの数々です。
「なんだこれっっ」と思う反面、「できたなかっこいいな」なんて憧れます。
でも、ヨガの本来の目的はあくまで瞑想。
『動く瞑想』とも言われるヨガは、ポーズを行うことで瞑想をしやすくなるのです。(細かいことをいえば、さらにその先の『調和』とか『サマーディ』が目的)
なので、「おっ、このポーズできた!かっこいい!」「隣の人はできてるのに、自分は全然できない、、、」なんて思ってるうちはまだまだ煩悩の塊。(まだまだ未熟でごめんなさい)
ホットヨガのように美容に焦点を当てたもの、ビールヨガのようにリラックスに焦点を当てたものもあるので、一概には言えないけど、ポーズはあくまで手段であって、格好いいストレッチとは違うと言うことを常に心に留めといてほしい。
ヨガの目的について気になった方は『ヨガ 目的』で検索を。
もともとは男性のためのものだった
女性が多いイメージで、なかなか行きずらい男性も多いはず。
起源、歴史は諸説あるけど、インドでは元々カースト制度の上位である、クシャトリア(貴族、武士)の若い男性のみが学べるものだったそう。
その後ヨーロッパやアメリカに渡り、マリリンモンローをはじめとするハリウッドスター達が美容目的で学び始めたことがきっかけで、世界各国の女性に一気に人気のものになったみたいです。
なので男性も気にせずヨガしていいのです。
確かにスタジオには女性が多い所も多いけど、意外と男性も多く練習しています。
場所(スタジオ、国)、スタイルによっては半々くらいになるんじゃないでしょうか。
実際、バリで練習していた時は半々くらいでした。
それに、種類によっては男性の先生も意外とかなり多いので心強いです。
ちょっと行きずらいなーと思っているなら、男性の先生の所で始めて見るのもいいかもしれません。
同じ男性同士の方が体の使い方もわかりやすいですしね。
ポーズを取るだけでは痩せません
ヨガをしている人ってスレンダーで、肌が綺麗で、、、みたいなイメージは確かにあります。
事実、手足スラーっとお腹スッキリスリムさんがたくさんいるのは事実です。
残念なお知らせですが、そんな方々がポーズを取るだけで痩せたかと言うとそうではない方が多いと思います。
ぼくの場合、ヨガのポーズを練習しているだけの時は太っています。
確かにポーズを取ることで副次的に痩せやすくなります。
普段の生活では使わない部位(お腹周りが代表例)をねじったり伸ばしたりと、刺激を与えに与えています。
動かさない部位は太りやすいので、刺激を与えることで太りにくくもなります。
ではなぜヨガをしている人は綺麗なのか。。。?
1つは、ヨガをしている人はヨガをするために生活を変えていること。
ヨガをする前は3時間くらい何も食べないのがベスト。そうなると食べる時間をきちんとコントロールしないといけない。
さらに、ヨガでは「〜しすぎる、〜しなさすぎる」のはよくないことになっています。
もちろん「食べすぎる」と体はねじれないし重たいしでポーズは全然できないし、「食べなさすぎる(特に栄養)」と力が全然入らないし貧血ぎみだったり。「寝すぎる」「寝なさすぎる」なんかもわかりやすいですね。
こんな風にヨガをしっかりしている人は生活をどんどん改善して綺麗になっています。
2つ目は、呼吸をしっかりしていること。
これはヨガのクラスにいけば当たり前に教えてくれることだけど、本やDVDで見よう見まねだけでやっているうちはなかなか気付きません。
どのポーズにも動く時の呼吸が決まっていて、体を動かしやすいように呼吸します。
これがまさに、有酸素運動です。(ヨガは運ではありませんが。。。)
ヨガをしている人は日常的に有酸素運動をしているから綺麗なのです。
※二つ目はやっているスタイルによって少し異なります。
予想通りだったこと
意外なこと、予想通りだったことと題したけど、長くなったので「予想通りだったこと」はまた次回。
ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。
もう十分お分かりの通り非常に長くなってしまいました。
そんなわけで、「予想通りだったこと」はまた次回に。次回も読んでみてくださいね。
▼後編(予想通りだったこと)はこちら
▼ヨガの初め方が知りたい方はこちら
▼筆者が練習するアシュタンガヨガはこちら
筆者が練習しているアシュタンガヨガが気になる方は参考にどうぞ!
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