初めての海外一人旅、とにかく不安ですよね!
ぼくも初めての海外1人旅の時は「英語必要かな?」と不安だったのを覚えています。
旅を始めて約10年が経ち、TOEICも500点から900点超えに変わる中で、英語圏やそれ以外も含め20ヵ国以上旅してきたぼくが「海外1人旅に英語は必要か?」をスタイル別で考えてみました。
最後に、旅をするためにこれから英語を勉強してる方へオススメする勉強の順序もご紹介しますので、参考にしてみてください!
- 旅で英語を話せるメリット
- 旅のスタイル別に必要な英語力
- 旅に必要な英語の学習順序
Contents
英語を話せるメリットとは
当たり前ですが、旅では英語が話せれば話せるほど楽しめます。
もちろん英語を話せなくても楽しめますが、英語を話せる方が圧倒的に選択肢が広がります。
その理由は、大きく分けると3つあります。
Point
- 新しい友達ができる
- 安価に旅ができる
- 安心、安全
他の旅人や現地の人と話すことができる
一人旅の楽しみの1つに新しい出会いが新しい出会いがあります。
筆者もいろんな場所であったいろんな人と、何年経っても連絡をとっていたり、とてもいい出会いに巡り会ってきました。
英語が話せると、いろんな国の旅人や現地の人と仲良くなることができます。
日本人以外にも話し相手ができるという選択肢が広がるのはとても嬉しいですね!
無駄な出費を抑えられる
日本人というのは世界的にみて裕福な国だと捉えられていることが多くあります。
そのため、日本語ガイド付きツアーを含めた日本人向けツアーや日本語対応のホテルは割高であることが多いです。
また、国によっては買い物が値引き交渉ありきの価格で提示されることもあり、英語をはなせないとその価格で購入することになってしまいます。
英語を話せることで、同じクオリティーのものを安価に選ぶことができる可能性が高くなります。
安心、安全
何かトラブルに巻き込まれたとき、英語で対応が求められるケースがあります。
相手の言っていることを正確に理解し、応答できなければ自体が好転しなかったり泣き寝入りしなければいけない場面も出てきます。
また、アクティビティーに参加する場合も、正確に説明を理解できなければ危険に晒される可能性があります。
日本は圧倒的に安心・安全な国ですが、海外では必ずしもそうではないので、英語を話せることでトラブルに巻き込まれるリスクを最小限にすることもできます。
旅のスタイル別で見る必要な英語力
英語ができればできるほど楽しいと書きましたが、いきなり英語力は上がりません。
旅はふと行きたいと思った時に行くのがいいので、英語が話せるようになってから出発するよりも、思いついたらまずは旅に出てみましょう。
どれだけ他の旅行者や現地の人と関わるか、現地での観光の仕方といった旅のスタイルに合わせて、必要な英語力を紹介します!
お金をかけて安心・安全(ホテル泊x日本語ツアー参加)
おすすめの人
- 現地での移動など全てスケジュールが決まってて欲しい
- 現地での時間があまりない
- 現地での移動に自信がない
日本からのパッケージツアーや、自分で手配したホテルと現地日本語ツアーに参加の場合、英語力はほとんど必要ありません。
必要なのは、入国の際の質問に受け答えできることと、数字(金額や時刻)、標識などをみて理解できるくらいのレベルです。
日本人観光客の多い国では、日本語を話せるスタッフや工夫が準備されていることも多いので、こういった国へいく場合は義務教育初級レベルで問題ありません。
基本的にはツアースタッフやホテルの人が対応してくれますし、トラブルがあっても解決してもらえます。
そのため一度入国してしまえば、買い物で必要な数字や、標識をみて理解する能力があれば楽しめます。
このスタイルでは必要な英語力が最低限となる一方で、デメリットは高額になりやすいこと、他の国の人とは話せないことです。
とにかく自由に、安く抑えて現地をうろうろ(ゲストハウス泊xノープラン)
おすすめの人
- 他の旅行者と話したい
- <旅行費を安価に抑えたい/li>
- ツアーに入らず自由に動きたい
バックパッカーと呼ばれるような、安価に自由に旅をするスタイルで、予約から現地の移動まで全てをひとりで行う英語力が最低限必要になります。
予約や移動だけであれば中〜高校レベルの英語力があれば十分です。
一方で、ゲストハウスや旅先で他の旅行者や現地の人と仲良くなりたい場合は、それなりの英語力が必要になります。
必要なレベルは運と社交性次第です。
ゲストハウスでは相手も話し相手を探している可能性もあり、また外国人に優しい方が多い印象です。
そのため、1対1の会話や飲んだりパーティーに参加する時はジェスチャーとテンションだけで乗り切れます。笑
それでも、みんなが英語で「会話」している中で、咄嗟に話せない場合は寂しい思いをすることになります。
またこのスタイルでは、トラブルに巻き込まれた時に自分で解決しなくてはなりません。
旅では何かを盗られた時、飛行機や電車が急遽予定変更した時、小さなトラブル〜大きなトラブルまでたくさんあります。
何かわからないことがあれば、他の旅行者に頼ることもできますが、その場合も英語が必要になります。
リスク許容度の低い方は、海外のゲストハウスでも日本人宿は結構あるので、定期的に滞在するような予定の組み方もオススメです。
現地の人の家に泊まって街を生活を知る
おすすめの人
- 現地の人の暮らしが知りたい
- 現地の人と会話をして何かを学びたい
- 1箇所に長期滞在したい
有名な観光地を駆け巡って絶景を時間の限り見に行くよりも、現地の人のように暮らし、その街に詳しくなりたい方は、最も英語力が必要になります。
話題になった民泊のAirbnbや無料で泊まることができるサービスCouchsurfingなど、現地の家に滞在する方法は増えてきています。
そういったサービスを利用する場合は、宿泊の交渉から全て自身で会話しなければいけません。
また、滞在先でも家主とお話しすることが多く、深いレベルでの会話も必要になることが多いので、最低でも意思疎通ができるレベルの英語力が必要になります。
簡単な会話をジェスチャーを交えて話のは比較的簡単ですが、何かを説明したりといった会話では相当の英語力が必要になります。
こういったサービスの家主はかなり優しい方が多いので、しっかりと話を聞いてくれるとは思いますが、お互いに快適な滞在にするには、やはり英語力を高めていくべきでしょう。
旅に必要な英語を学ぶ順序
まずは自分に必要な英語力のレベルと今のレベルを比較して、何が不足しているかを考えて学習しましょう。
最初から学ぶ場合は、旅で優先すべき順番は以下になります。
- 基礎単語+基礎文法
- リスニング
- スピーキング
- リーディング
- ライティング
とにかく一番大事なのは英単語です。それもとても超基本的な英単語をしっかりやればOKです。
聴くのも話すのも単語を知らなければ始まりません。深いレベルでの会話を除くと、旅で使うような単語は基礎単語だけで大体賄えます。
イメージとしては高校入試〜高校初期で習うような単語帳であればなんでもいいと思います。(例文を読んでいると超基礎文法は理解できると思います)
次に必要なのはリスニング力です。
ゲストハウスで他の旅人から話しかけられた時、相手のいったことを理解できていないと「この人は英語を話せないんだな」と悲しい顔をされて、会話が終了してしまいます。
話さえ聞き取れていれば、単語やジェスチャーで返すなり、コミュニケーション力でカバーできます。
また、入国の時やトラブルに巻き込まれた時も、「自分が何をしなければいけないか」を間違いなく理解することが一番重要です。
その次がやっとスピーキングになります。
もちろん全て一気に学習できればいいですが、優先順位をつけるとしたら以上になります。
スピーキングは独り言で説明の練習をすると、深いレベルの会話も可能になります。
教科書英語を一歩踏み出した言い回しを話せると、相手も違和感なく話ができるのでオススメです。
最後に、リーディングは地元の新聞やWebを読み込むときに必要となります。予約サイトくらいであれば基礎単語を習得すれば、少し調べながらで十分理解できるので優先度を下げました。
ライティングはほとんど使うことがありませんが、AirbnbやCouchsurfingでコンタクトするときのメールを書く以外では使用したことありません。
最後に
筆者は何度も旅に出ることで英語力をあげてきたと言っても過言ではありません。
思い立ったときに旅に出て、いろんな人と話して慣れていきましょう!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!