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北京首都国際空港でターミナル2〜3移動を含む乗り換え所要時間レポート

こんにちは!とらべあー(@trabearblog)ことKoheiです。
今年は大型連休がみんな揃ってお休みということもあって、海外行きのチケットが高騰してますね。そんなときこそ、安く、少ない乗り換えで渡航できるかは腕の見せ所です。

今回、初めて中国の北京首都国際空港を使用し、短時間でのターミナル移動を含む乗り継ぎでした。
世界有数の広い空港という割には、あまり情報ががなかったので、実際にかかった所要時間、乗り継ぎ方法を記載します。

※筆者がかかった時間はかなり最短時間に近いと思いますので、参考にお使いください。実際にはご自身の責任で余裕のある乗り継ぎをして下さい。

お急ぎ用まとめ

  • 公称所要時間(T2〜T3):3時間
  • 行き実測時間(T2→T3):2時間
  • 帰り実測時間(T3→T2):2時間10分
  • 実測時間は最短時間に近いと思います。

この時の条件は…

  • 行き:中国東方航空(T2)→スカンディナヴィアン航空(T3)
  • 帰り:スカンディナヴィアン航空(T3)→中国東方航空(T2)
  • チケット:エコノミー
  • 日本パスポート所有
  • 預け荷物1点(バックパック)
  • 中国入国に際しての申告荷物等なし
  • 乗り継ぎは行きも帰りも昼で空いていた

詳細・注意点は引き続き以下の記事を読んでください。

行きの乗り継ぎ方法と所要時間

airport

11:40 北京首都国際空港着陸
急いでいたため座席は前方にしていました。
中国東方航空は着陸した後、バスでターミナルへ移動するため時間ががかります。
間違ってビジネスクラスの人たち用のバスに乗ったため、通常より早くターミナルへつきました。
※荷物受け取りを待つのでエコノミーのバスでも時間は一緒でした。

12:00 荷物受け取り、イミグレーション通過
荷物受け取りで待ったものの、イミグレーションは全く並びませんでした。
中国にきたことはあるので、指紋登録もすぐ終了です。

12:15 ターミナル移動無料バス出発
荷物受け取り、イミグレーションを通過すると、到着ロビーにつきます。
この空港は日本語表記も有りわかりやすいのですが、看板を見ながらフリーシャトルを目指します。外に出たすぐの所にバスが有ります。
バスは6:00-23:00は10分間隔、それ以外は15分間隔ですが、満員になると出る様子。

12:30 ターミナル3到着
若干の渋滞は有りましたが、ほとんどスムーズに到着。一旦空港外エリアを通ります。
ちなみに、T1〜T2は歩いて移動できるようです。

12:40 チェックイン完了
ターミナル入場時に何か検査をしており、終わったら入場です。(テロ対策?)
スカンディナビアン航空のカウンターはガラガラであったため、スムーズにチェックイン。荷物も預けます。

12:45 モノレールへ乗る
チェックインカウンターのある建物からゲートまではモノレールで移動です。(さすが世界有数の広さ)
ゲートD01~58(恐らく国内線)のある建物は2~3分で到着、ゲートE01~62(国際線)のある建物は7~8分で到着です、

13:40 搭乗ゲート着
ここが一番並びました出国審査。30~35分ほどかかりました。
これが終わり、ゲートまで歩いて到着です。
ゲートによってはかなり遠いですが、今回は運よく近場のゲートでした。
結局、ほとんどスムーズにいって合計2時間かかりました。

帰りの乗り継ぎ方法と所要時間

11:50 北京首都国際空港着陸

11:55 飛行機から出る
スカンディナビアン航空は中国東方航空と違いターミナルに直接つきます。
以降、帰りの方が迷いやすいのでご注意ください。

12:20 イミグレーション完了
フィンガープリントはすぐに完了して流れに乗って移動。(日本語看板あり)
イミグレーションが凄まじい行列でしたが、窓口フルオープン、中国籍の窓口も解放されたので、かなりスムーズに終了しました。

12:30 荷物引き取り完了
ここは、かなり不安になりながら移動しました。イミグレーションが終わった後、モノレールに乗ります。その後で荷物を引き取るので、本当にモノレールに乗ってしまって大丈夫かな?となりますが、モノレールから降りた先で荷物を引き取ります。
モノレールは待ち時間0で出発、10分弱で荷物引き取り場所につきます。
荷物はすでに到着していたため、待ち時間0です。

12:35 手荷物検査し入国完了

12:50 ターミナル移動無料バス出発
行きがわかりやすかった分、すごく分かり難かったです。到着ゲートを通ると、「無料バスはコッチ」という看板がたくさんあり、外をさしています。しかし、外に出ても市街地行きの有料バスしかありません。実際にはゲート5(外にゲートが書いてある)の前にあるバスが正解でした。写真は以下です。

入り口写真このゲート5の前
 
看板目印写真この看板が目印

13:05 ターミナル2到着
行きと同様にターミナル入場時に検査を受けます。

13:20 チェックイン完了
チェックインカウンターがすごくわかりずらく迷いました。ターミナルに入ると、各社チケット売り場はあるものの、チェックインカウンターらしき所はありません。実はチェックインカウンターに行くために、この検査場を通過しないといけません。

ゲート写真まずこのゲートを通過します

このゲートでパスポートを見せて、中で若干並び、荷物チェックをします。そうするとチェックインカウンターがあります。今回も全く並ばずすぐ終了です。
ちなみに、チェックイン後もこの外には出られます。(また検査し直し)

13:55 イミグレーション完了
「搭乗口 搭乗口90→」と書いてある方に向かいます。(意味がわかりませんでした。) イミグレーションはやはり長く今回も待ちました。

14:00 搭乗ゲート着
少々迷いましたが、合計2時間10分で到着です。

知っておくべき注意点

移動しながら気づいた注意点、チケットを買う前に気をつけてほしい注意点は以下です。

航空会社で異なる搭乗時間に注意する。

中国東方航空のように、航空会社によっては搭乗ゲートからバスの移動があります。バス移動がある場合、出発時間よりも早くゲートが締め切られます。今回の帰りの搭乗では以下でした。
・11時55分 北京首都国際空港着予定
・15時50分 同空港発予定
・実際は15:00ゲートオープン、15:20~30ゲートクローズ
見かけ上3時間55分あるが、実際は3時間25分程度

旅行するシーズンに注意する

今回はGW前日の4/26(金)、最終日の5/7(月)に本空港で乗り換えでガラガラでした。ただ、中国の連休や、欧州諸国のバカンスシーズンなどは混雑も予想されます。
今回はガラガラであったため最短時間に近いと思いますが、余裕を持った航空券の選定をしてください。

航空券に注意する

これは今回の乗り換えに関する注意というよりも、航空会社をまたぐ場合ですが、航空券の時間表記に気をつけてください。
通常はゲートオープンのBoarding Timeが表記されていますが、今回のスカンディナビアン航空では出発時刻が書いていました。
てっきりBoarding Timeだと思って表記のある時間に行くと、早くしろと怒られました。(ぼくのミスですごめんなさい。)

追加のお役立ち情報

上記移動中の情報には出てこなかったけど、知っておくと便利な情報を書いておきます!

Free Wi-Fi利用方法

一番簡単な方法は、日本にいる間にWechatというLINEのようなアプリをインストール、登録しておくと、そのアカウントを使ってWi-Fiを使用できるようになります。
ただ、このアプリがインストールされていない場合、この写真の機械を使用してWi-Fiに接続してください。T3にはありましたが、T2にはありませんでした。日本語表記可能です。
※帰りのT2はこの機械で一度登録したからなのか、Free Wi-Fiなのかわかりませんが使用できました。

wifi機械写真たまに調子が悪い機械

北京首都国際航空ターミナル地図

各ターミナルの地図は以下リンクにあります。(英語のみ)
日本語表記が各所にあるため不要のように感じますが、不安であれば事前にご確認ください。
▶︎北京首都国際空港ターミナルマップ

中国国際航空利用の場合

この場合は、以下のリンクがわかりやすいためご活用ください。
▶︎中国国際航空乗り継ぎガイド

中国に入国するの?しないの?がわからない人へ

ぼくも昔は乗り継ぎの時って入国するの?しないの?と考えてましたが、基本は次のように分かれます。(念の為チェックインカウンターで聞いてみてください)
・航空会社が一緒・・・入国不要
・航空会社が一見別でもコードシェア便・・・入国不要
・航空会社が完全に別・・・入国必要

[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]空港といえばこの映画ですね!!