バックパッカーにとって、悩みの種の1つは荷物ですよね。
多すぎると重たくて運ぶのが大変なのはもちろん、少なすぎると快適に過ごせなくなってしまいます。
今回は、長らく旅をする中で見つけた、持ち物を少なくしつつ快適に過ごせるために便利なアイテムを紹介します!
特に、パスポートとお金があれば、ある程度のものは現地で購入できる時代ですが、日本から持っていくのをオススメしたいものに絞りました。
王道なアイテムから「え、こんなもの?」というものまで、みなさんの旅が快適になれば嬉しいです!
▼海外一人旅にオススメの無料アプリはコチラ
Contents
40Lバックパック
衣服などの大きな持ち物を運ぶのに、バックパック派、キャリーケース派、ハイブリッド(リュックになるキャリーケース)派の3つあります。
旅のスタイルや行き先によっては異なりますが、バックパッカーのように低予算の1人旅だと、97%がバックパック、2%がハイブリッド、1%がキャリーケースの割合で見かけます。
確かにキャスターがついてると、舗装された道では楽なのですが、海外では舗装されていてもガタガタだったりそもそも舗装されてなかったりと、キャリーケースを引くには相当辛い道が多いです。
また、海外ではこのような大きな荷物を日本のように丁寧に扱ってくれず、ボンボン投げられるので、故障することも多くあります。
一般的には重たい順にハイブリッド、キャリーケース、バックパックですが、せっかく持ってきたキャリーケースの車輪が壊れると、かえって重たく持ちづらい荷物になります。
そのため、オススメは軽くて丈夫なバックパックです。
またバックパックを選ぶ際は、軽量であること、体に合うもの、用途にあったポケットの数、派手すぎないことがポイントです。
バックパックは容量以外に、洋服のようにサイズがあるので実際に背負ってみましょう。
さらに背中が触れる面を、背中の形状に合わせて変えられるようになっているものがオススメです。
最も大きな空間が仕切りもなく1つだけのものよりも、取り外し可能な仕切りがあるものを選びましょう。
なお、新品のバックパックで特に派手なものを持っている旅行者は、旅初心者と見られて犯罪のカモにされがちですので注意が必要です。
筆者は安くて軽くて仕切りがあるという理由だけでMont bellの原点であるZERO POINTを購入しましたが、特に問題もないため10年程使っています。(サイズがあることを知らなかったため、フィットしてません。)
収納可能なデイバッグ
大きなバックパックに全ての荷物をまとめられる場合でも、デイバッグを持っていくのがオススメです。
大きな荷物は宿に預けて、日中は必要なものだけを持って出歩くことで、疲れを軽減してくれます。
防寒着や雨具にガイドブック、また海外では水に注意が必要なため、スーパーなどがあるうちに買っておいて、バッグに入れておくのもオススメです。
また、長時間のフライトの時は飛行機に持ち込むものが増えますが、大きなバックパックから分けておくことで、荷物チェックの時も楽になります。
ぼくが使っているThe NORTH FACEのデイバッグのように、収納可能なタイプであれば、不要な時に大きなバックパックにしまってしまうことも可能です。
ぼくは大きなバックパックはいつもスペースを残しているので、デイバッグをしまいたい時には、デイバッグの中身が入ったままバックパックに入れてしまっています。
丈夫なキーカラビナ
あまりメジャーではなく、もちろん本来の用途で使うわけでもないのですが、とても便利なのでオススメです。
カラビナは突起物や紐さえあればものを引っ掛けることができます。
スペースの少ないゲストハウスでは、引っ掛ける場所を見つけて洗濯物を干したりものを置いたりするのに便利です。
また、ゲストハウスで洗濯して乾燥が間に合わなかったり、急な雨で服が濡れたのに移動しなければいけないとき、バッグの中に服を入れると乾かないし臭くなるしで困ります。
カラビナがあればバッグのどこかにでも引っ掛けて、服やタオルを乾燥させながら歩くことができます。笑
また、日中の移動で手が塞がりそうな荷物を持っているとき、ベルトにカラビナを引っ掛けて置けば、ビニールバック等を引っ掛けることもできます。
ぼくの場合は出し入れがめんどくさい自撮り棒付きGo Proを引っ掛けています。
さらに細かなことですが、バックパックにつけておけば、預け荷物にしても自分のバッグだと一目でわかるのも楽なポイントです。
100均のもの何個か使いましたが、数回使うと壊れてしまうので、Mont-bellのものを2-3個持っています。
GRANITE GEAR 収納可能な防水バッグ
とても細かいところですが、ゲストハウスで共用のシャワーを浴びる場合、脱衣場がなくて困ることが多いです。
扉を開けるとすぐにシャワーだけあるため、着替えた服も脱いだ服も置き場所がありません。
こういう場合、釘やフックがちょこんとあるか、ちょっとした網の台があるケースがあり、服が濡れてしまいます。
こんなとき防水のバッグがあると服を濡らさずにシャワーを浴びられて快適です。
また旅先によってはビーチやプールなど水場に行くこともあり、デイバッグを濡らしたくないなという場合にも活用できます。
GRANITE GEARの(ほぼ)防水バッグは80gでコンパクトに収納できるためとてもオススメです。
本当に細かいことですが、想像以上にストレスフリーになります!
Mont-bell 速乾タオル
ゲストハウスやCouchsurfingではホテルと違いタオルを自分で準備する必要があります。
レンタルもありますが、意外と費用が嵩むため、持って行っていくのをお勧めします。
とはいえ、バスタオルやタオルは無駄に場所をとり、また乾きづらいのが難点です。
Mont-bellの速乾タオルは超軽量コンパクト、干せば驚くほどすぐに乾くという優れものです。
ゲストハウスを出る朝、シャワーをしたいけどタオルが乾かないというのはよくある悩みです。
こんな時はバックパックのカラビナに引っ掛けて移動していればたちまち乾いてしまいます。
無印良品アルミハンガー
バックパッカーのような低予算の旅行でも少しフォーマルなジャケットなどが必要になる場合があります。
そういうジャケットを持っていく場合、シワにならないように引っ掛けるハンガーが欲しいものの、ゲストハウスなどにはないことも多いです。
また、ゲストハウスで衣類を洗濯をした際、乾燥機や場所がなく、濡れた衣服をそこらへんの紐に引っ掛けて置くということがあります。
大体のものはそれで乾かすことができますが、少し乾燥しにくいものはハンガーにかけたほうが乾きやすくなることもあります。
無印良品のアルミハンガーはハンガーの一番の課題である場所を取るという問題を解決してくれる折りたたみ式で、40gと超軽量軽量のため、とても重宝しています。
折り畳んだ状態では薄いステッキのような形状のため、どこにでも刺して収納することが可能です。
洗濯ネット
ほとんどの方が衣類はバックパックに入れて持ち運ぶと思います。
バックパックは空間が大きいため、ある程度中身を仕切っておいたほうが効率よく使えます。
衣類には圧縮袋を使用して内容量を小さくするのがオススメされていることもありますが、いちいち圧縮するのが面倒くさかったり、圧縮した袋は硬くてバックパックに入れづらかったりするため使用をやめてしまいました。
その代わりに、複数の洗濯ネットでTシャツ、下着、防寒着。。。などと仕切ると、圧縮はできないもののバックパックに入れやすくなります。
また、着用済みのものを一括で洗濯ネットに入れておくことで、洗濯の時はそれをそのまま洗濯機に入れてし前歯OKです。
洗濯ネットはもちろん軽量ですが、用途に応じて様々なサイズがあると便利です。
水着っぽすぎない水着(海パン)
旅行をしていると、予期せず海や川、滝に入ることが出てきます。笑
ビーチはもちろん、トレッキングに行った際や大雨でできた大きな水溜りなど、水に触れる機会はよく出てきます。
そんな時、海パン/水着を1枚持っていると、万が一濡れても簡単に乾くので便利です。
また、ゲストハウスではホテルと異なりパジャマが準備されていないため、海パンで寝るのもとても楽です。
今はTraveling Jeansをやっているため日中はずっとジーンズを履いてますが、国によっては、街中だろうと海パンで歩き回っている頃もありました。
海パンっぽすぎない柄だとあまり目立たないため、荷物を少なくできておススメです!
Chacoのサンダル
一人旅の時の靴、サンダルは本当にいろんなものを試してきました。
1回の旅行の中で水の中を歩くこともあれば山に行くことも、1日20キロ歩くなんてこともよくある、ぼくの要求を満たせるものはほとんどありませんでした。
もちろん複数持っていけば簡単ですが、荷物を増やしたくはないのが悩みの種です。
Chacoのサンダルはサンダルであるにもか変わらず、ベルトを動かして締まり具合を細かく調節することができます。
また、しっかりとした靴底がついているため、長距離の徒歩やトレッキングぐらいは簡単に行えます。
あまりに長距離歩くとベルトで少し皮が擦れてしまうこと、靴底がしっかりしている分少し重たいというのが課題ですが、今のところ1番しっくりきているサンダルです。
超軽量マウンテンパーカ
常夏の国に行くとしても防寒着は必須です。
それは絶対に避けて通れない、極寒の飛行機があるためです。
日系の航空会社であれば快適なこともありますが、ほとんどの国際線は極寒で、ブランケットを借りたくらいでは耐えられません。
同様に常夏の国のレストランは冷房が強すぎて寒いことも多くあります。
また、どんなに常夏の国といえど、山の上は寒いことが多くあり、急な山登りに備えて、防寒着を持っていくことをお勧めします。(実は富士山より高い山なんてたくさんあります)
行き先によってはUNIQROのウルトラライトダウンを持っていくこともありますが、雨具兼用でマウンテンパーカを持っていくことが多いです。
Patagoniaのマウンテンパーカは少し高いですが、超軽量でオススメです。
全世界対応変換プラグ+マルチタップ
海外では国によってプラグの形状が異なります。
1回の旅行で1箇所の国だけ行くのであれば、単一の変換プラグでも済みますが、何度も旅行しているとこれが溜まってきて邪魔になってきます。
また海外旅行中には急遽近くの国に寄り道するなんてこともよくあり、プラグが異なることもあります。
もちろん現地にも売っていますが、現地の形状→日本の形状というのは探すのが大変ですし、割高です。
そのため、全世界対応変換プラグを持っていけば安心です。
また、ゲストハウスでは極端に電源口が少ないことがあり、小型のマルチタップを持っていくのがオススメです。
数少ない電源が占有されているときに、これでシェアを提案すると喧嘩しなくて済みます。笑
もし充電関係をUSBで統一しているのであれば、変換プラグと複数のUSBの口を備えたタイプもオススメです。