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Hbadaオフィスチェアの1年間使用レビュー

最近は在宅での作業空間改善に取り組んでいる方が多いですよね。

ぼくもその一環で取り入れた、Amazonで人気のHbadaのオフィスチェアが使い始めて1年経ちました。

今回は1年使ったからこそわかる、Hbadaのオフィスチェアの評価をしたいと思います!

購入した椅子のオプション概要

  • ハイバック、リクライニング付き
  • オットマン付き
  • ランバーサポート付き

▼実際に使っているオフィスチェアの更に詳しい特徴はこちらこちら

hbada_eyecatch
Hbadaのオフィスチェア評価(高身長でも快適でオススメ)長時間のデスクワークで肩こりがひどく、腕が痺れてしまったKohei@trabearです。 ストレスフリーを目指す日々ですがこれでは...




1年使って思う総評

「このオフィスチェアを人にオススメするか?」と聞かれると、基本的には間違いなくオススメします。

1年使ってみた感想を一言で表すと「コスパが最高のちょうどいい”オフィスチェア”」です。

オフィスチェアの価格帯は幅広く、数千円のものもあれば数十万円のものもあります。

単純な座り心地以外にも様々な機能(オプション)があり、通常は求める内容によって価格が高くなっていきます。

Hbadaのラインナップの中心は15,000円〜20,000円とオフィスチェアの中では最も多い価格帯よりほんの少し高いポジションになります。

人によってはちょうどいい価格だと思ったり、高いなと思ったりという価格帯ですが、この機能の多さで、この価格に収まっているのはとても素敵だなと思います。

座り心地だけを求めている方にはオーバースペックですが、様々な機能をつけたいけどコストは抑えたいという方にオススメです。

何を求めるかは人によって変わると思いますので、購入を迷ってる方は、1年使って感じたいいところ、惜しいところを参考にしてみてください!

取り入れてよかったところ

今回は機能についての一般的なメリットではなく、実際に使って感じたいいところをご紹介します。

適切な姿勢へのサポート

もともとオフィスチェアを購入しようと思った時、姿勢が悪く腕が痺れるようになったことからより良いものを使いたいという思いがありました。

hbada_side

ぼくが使用している仕様では、ネックサポートの角度調整、ランバーサポートの位置調整、背面の調整と細かな調整機能があることから、自分に合った姿勢をサポートする形状を作り出すことができます

hbada_lumbarsupport

そのため、いい姿勢を保つことができ、また姿勢が崩れた際には容易に気付けるようになりました。

結果として、腕の痺れはなくなり、快適な環境で作業することができるようになりました。

背もたれの広さと形状

ぼくは身長が186cmで、さらに平均よりも肩幅がかなり広いので背面の形状が気になります。

背面の形状が丸まっていると窮屈に感じますし、少し小さめだと肩がはみ出てしまうので、落ち着きが悪くなります。

このオフィスチェアでは背面がしっかりと広く、丸まってもいないのでとても快適に感じます。

各種姿勢サポート機能と同様に、いい姿勢を保つために必要な機能となります。

hbada_backshape

通気性が良い

背面やネックサポートはメッシュ素材になります。

hbada_mesh

レザーと比較してゴミが少し溜まりやすいというデメリットがある一方で、通気性が良く一年を通して快適に座ることができます。

レザーの場合、作業に集中できない場合は特に、椅子からの熱が気になってさらに集中力を失うという負のスパイラルに陥ります。

メッシュの場合は、「快適」というよりも「座ることにストレスがない」とマイナスの面がありません

デザイン性

オフィスチェアを購入する際に、ゲーミングチェアと比較することが多くあります。

名前の通り、ゲームに集中するためのチェアであるため、快適性にこだわって造られています。

一方で、ゲーム好きの方に特化したデザインとなっているため、多くがレーシングカーのシートのような派手なものとなっています。

部屋の雰囲気によってどちらがいいかは人によりますが、オフィスチェアの方がシンプルで、どの部屋にも合うデザインとなっています。

購入前に悩んだ椅子の多くはゲーミングチェアでしたが、デザイン性も含めてオフィスチェアに絞り込みました。

▼唯一最後まで悩んだゲーミングチェアはデザインもよかったです。。。

惜しいなと思うところ

取り入れてよかったところと同様に、一般的ことではなく使ってみて感じた惜しいところを紹介します!

こだわりに近いため、人によっては気にしない点もあるかと思いますので参考にどうぞ!

座面が広すぎる

1年前はメリットとして書いていましたが、少し広すぎました。

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ぼくはチェアの上であぐらをかくことがありますが、この場合はすっぽり入ってちょうどいいです。

ただ普通に座っている際には、座面が広すぎて背面までの距離が遠く感じます。

背面にべったりと背中を預けたい人は、かなり深く腰掛ける必要があるため注意が必要です。

アームレストの位置が微妙

高価なオフィスチェアにはついている機能ですが、アームレストの位置は固定になっているため、それ自体では高さや位置を調整できません。

本来、正しい姿勢とはアームレストと机の高さを一緒にし、腕を水平に保ったままで作業します。

hbada_armrest

アームレスト単体の高さ調整機能はないため、机の高さと合わせようとすると、椅子の高さごとあげる必要があります。

また、座面が広いということはアームレスト間も広いということ。

正直、高さというよりも幅が広いため、作業中はアームレストに腕を置くことは難しいです。

またこれはリクライニング時も同様であるため、ゆったりとした体勢で読書やノートパソコンでの作業をしようという方は、中途半端な位置にあるアームレストが邪魔になってしまいます。

どちらかというと、この椅子でのアームレストはリラックスした時のためにあるように思います。

背面と座面の間の隙間

リクライニングさせると、座面との間に隙間ができます。

hbada2_sukima

この隙間があることで、体重が腰の下辺りにかかり、長期間同じ体勢だととても痛みます。

ぼくはこの負荷に気づくまで、よくリラックスした姿勢(軽くリクライニングした姿勢)で利用することが多く、たまに腰痛が発生するようになりました。

リクライニングさせた際には腰のところにクッションを置くなどで解消はきますが、少しめんどくさいな思うところです。



なくても良かったなと思う機能

1年前の記事で書いた通り、オプションはほぼフルスペックで注文しました。

一方で、この1年ほとんど使わなかった機能をご紹介します。

それは「オットマン」と「ほぼフラットになるリクライニング」です。

オットマンはリクライニング時のいわゆる足置きです。

hbada2_ashi

高級オフィスチェアのエルゴヒューマンなどと同様に、オットマンの有無で価格が異なります。

ぼくは購入検討時、椅子の上で完全に寝られる姿勢になるように、リクライニングが相当倒れて、オットマンがついてるものを前提に購入を検討しました。

椅子の上での仮眠はもちろん、リラックスした姿勢で作業することを目的としていたためです。

ただ、このHbadaの椅子では前述の通りリラックスした体勢での作業は不向きです。

エルゴヒューマンのようにオプションでタブレットスタンドをつけたり、アームレストを調整できたりすればいいのですが、リラックスした姿勢での作業は全くしませんでした。

また椅子の上での仮眠も、ちょっと移動してベッドの上で快適に寝た方が短時間で疲労回復できるため、椅子の上で寝るということはほとんどありませんでした。

同様の使い方を検討している方は、この2つの有無による選択肢の幅を広げてもいいかもしれません。



使用による経年劣化した箇所

中国メーカーということで心配される方もいるかもしれませんが、この1年で破損したところは全くありません。

ただ、使用上は特に問題ないないものの、経年劣化により老朽化が見て取れるようになった場所もあるので、念のためご紹介します。

座面のクッションが硬くなる

この椅子の座面のクッションはもともと柔らかい方ではありません。

これが経年劣化によってさらに潰れてくるため、柔らかいのが好きな方はクッションなど必要となる可能性があります。

ぼくは今の所そのまま使っていますが、さらに硬くなってくると、何かしいてもいいかなと思っています。

高さ調節が硬くなる

経年劣化によりどうしてもしょうがない部分だと思いますが、スライドする機構の油などがなくなり硬くなります。

ぼくの椅子の場合、上昇させるときは全く問題ありませんが、下げるときは少し力の掛け方(座り方)を変える必要がある時があります。

汚れやすい

メッシュ生地はレザー生地と比べて埃が溜まりやすく、さらに清掃が難しいです。

また、フルオプションにしているため、ランバーサポートなど細かな部品も増えると、その分埃が溜まりやすい箇所が多くなります。

こういったところは掃除ができますが、少しめんどくさいなと思うところです。

オフィスチェアの購入を迷っていたら

もしもHbadaを含めオフィスチェアの購入を迷っている方へ、Hbadaについての考え方と、ぼくが今後オフィスチェアをどうしていくかの考えをご紹介しますので、参考にしてみてください!

オフィスチェア導入の考え方

Kohei
Kohei
オフィスチェアってオカムラとかエルゴヒューマンとか人気なものは相当高価だけど、本当に必要なのかわかんないんだよね。。。
とらべあー
とらべあー
そんな時は、「1日のうちオフィスチェアに座っている時間」から考えたらいいよ。
Kohei
Kohei
確かに、1日の3分の1を費やす寝具は満足いくものを買うべきっていうけど、最近は在宅でオフィスチェアの上で過ごす時間の方が長いな〜。
とらべあー
とらべあー
それなら、お金をかける事で快適さや健康を得られるんだったら、寝具よりも高価なものでも導入すべきだね。お財布事情にもよるけど、少し背伸びをした買い物でもいいんじゃないかな。

Pointライフスタイルに合わせて予算を決める

Kohei
Kohei
オフィスチェアっていろんな機能があるけど、本当に必要かわからないな〜。
とらべあー
とらべあー
あれもこれもと考えると高くなってしまうから、いま使っている椅子で足りない機能、いらいない機能を考えるといいよ。特に、思い描いてる使い方があるなら、その機能とのギャップを考えるといいね。
Kohei
Kohei
Hbadaのチェアを買うときには、あれもこれも入れ込んでしまったな。逆にその時はアームレストのない椅子を使っていたからこだわりはなかったけど、「いい姿勢を保つ」という目的を調べておけば、アームレストに注目できたな。
とらべあー
とらべあー
いろんな商品をみていると、あれもこれも欲しくなっちゃうけど、機能の優先度と予算から選んでいくのも1つの手だね。

Pointオフィスチェアの使い方をイメージして”優先度”を決める

とらべあー
とらべあー
Hbadaってどんな人におすすめできるかな?
Kohei
Kohei
1年使ってみて、いろんな機能でのバランス、コスパがいいオフィスチェアと言える。少し高めのオフィスチェアーで初めての1台にするのにいいね。
とらべあー
とらべあー
低価格でいろんな機能を試せて、こだわりが出てきたらその機能に強い高級オフィスチェアに切り替えていくという事だね。
Kohei
Kohei
そうそう。強いて言えばリラックスした体勢で作業するよりも、きっちりとした姿勢で作業するのに適してる。それも一つの指標にしていいかなと思う。

PointHbadaは作業に特化したコスパのいいオフィスチェア



筆者のオフィスチェアの今後

よくも悪くもHbadaで安価に様々な機能を体験することができました。

その中で、あってよかった機能や惜しい機能、もっと伸ばしたい機能など色々と感じることがありました。

ぼくの場合、在宅勤務の日はブログ執筆なども含めて朝9:00〜夜1:00くらいまで何かとPCを使って作業しています。

休憩を除いても1日12時間くらいと、睡眠時間の約2倍を椅子の上で過ごしていることになります

基本的には使用時間が長いもの、頻度が多いものにこそお金をかけるべきだと思っているので、今後は予算もアップしてオフィスチェアの更新を検討しようかなと思っています。

もちろんHbadaの椅子もまだまだ快適ですが、アームレストの調整、リラックスした体勢での作業というところも欲しいため、そういった選択肢で見ていこうかなと思っています。

今のところ考えているのはエルゴヒューマンエルゴヒューマンになりますが、もう少し調べていきたいと思います。

新しく購入した際には、また比較レビューなど書くようにしまうので、楽しみにしててください!

なお、筆者が当時は選ばなかった上位モデルや、その後発売されたラインナップでは座面の位置調整とアームレストの高さのみ調整可能なモデルもありましたので、ご参考にどうぞ!

▼あわセて横長モニターもストレスフリーな環境におすすめです。

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