自宅の作業空間改善の一環でHbadaのオフィスチェアと一緒に取り入れた、LGの29インチウルトラワイドディスプレイ。
使用し始めて1年が経ったので使用感をレビューしたいと思います!
基本的にはオススメですが、注意点もありますので購入を検討している方はご参考にどうぞ!
購入したディスプレイの基本的な特徴
- 29インチウルトラワイドディスプレイ(2560×1080)
- ブルーライトカット機能、フリッカーセーフ付き
- フレームレス
- IPSパネル、ノングレア(非光沢)、HDR
Contents
1年使って思う総評
1年使ってみた正直な感想は、左右で画面分割して作業する人や動画編集する人には最高にオススメ、だけど曲面ディスプレイにしても良かったなと思います。
ぼくの昔のようにWIndowsのタブレットPC、Macbook proの小さな画面で頑張ってる人は、大きなディスプレイを取り入れること自体はとてもオススメです。
ただ、ウルトラワイドディスプレイにするか、通常の画角のディスプレイにするかは要検討です。
この1年で感じたウルトラワイドディスプレイのメリットとデメリットをもう少し解説していきます!
取り入れて良かったこと
ウルトラワイドディスプレイを取り入れて良かったな思うのところは使い始めの頃からあまり変わっていません。
ぼくにとっては最高にストレスフリーで作業効率アップになったので、再度そのメリットをご紹介します。
大きな画面で見られる快適さ
29インチやウルトラワイドディスプレイのみではありませんが、ノートPCやタブレットPCの小ささな画面で細かな資料を見ている人は、すぐにその快適さに気づきます。
ノートPCの時は資料によっては目を細めて画面に近づいて見ていましたが、大きな画面にすれば、テレビを見るように遠く離れても容易に見ることができます。
ぼくは会社用のWindowsのタブレットPC、プライベート用のMacbook Proを使用していましたが、なぜ今までモニターを取り入れなかったのかと後悔しました。
コロナで在宅時間が多くなり、必然的にモニターを眺める時間が増えて目が悪くなる一方でした。
大きなモニターで見るということは、画面からも距離を離して見ることができるので、目の疲労度が全然違います。
左右の分割画面がが最高過ぎる
ウルトラワイドディスプレイの最大の特徴はもちろん横に長いところ。
つまり、2つのウィンドウを同時に開いてもスペースに余裕があります。
Windows使用時、モニター使用前は何度もウィンドウを切り替えてかなりストレスを感じていて、切り替え時間も無駄だなと思っていました。
またWeb会議では、自分の画面を共有するときや、何か共有資料を見ながらの会議で議事録を書くときなどは複数ウィンドウの切り替えでは圧倒的に作業効率が落ちていました。
Macも仮想デスクトップがあって作業によっての切り替えはとても簡単ですが、それでも同時に1つの画面に複数ウィンドウを映せるストレスフリーさには敵いません。
もちろん何かの資料を見ながら他の資料を作るなど、ウルトラワイドディスプレイならではの画面分割はさまざまな用途で効果を発揮します。
動画編集で効率アップ
動画編集をするかたは想像しやすいですが、動画編集画面は横スクロールが中心になり、横に長い画面の方が見やすくなります。
横に広い画面で動画全体の流れを見られるのはもちろん、何度もスクロールをする必要がないため、作業時間の短縮になります。
動画編集をしない方にとってはあまりメリットではありませんが、今後始めてみようかなという方にもオススメです。
使用上の注意点
ウルトラワイドディスプレイはその特性上、使用に注意が必要です。
もちろん注意すれば改善できるものもありますが、場合によっては通常の画角のディスプレイを検討する方がいい場合もあります。
画面と目が近くなりがち
ウルトラワイドディスプレイに限らず、大きなモニターを導入する場合は同様に、画面と目が近づく可能性があるので注意が必要です。
机の上にノートPCを置いて使用するときは、正常な姿勢であれば目と画面が離れていて、更に画面が小さいため少し遠くを見ているような形になります。
一方で大きなモニターは、モニターが目の前に来るため目との距離が近くなり、かつ全て拡大されて表示されるので、かなり近くでものを見ているような形になります。(テレビを近くで見ているイメージです)
ぼくはモニターアームをつけて高さや場所を調節できるようにしています。
それでも机が狭く、かつ机と壁が接しているときはモニターと目の距離が近くなりがちです。
画面と目の距離を離すためには、机を広げてモニターを奥に置いたり、狭い机でも壁との間を開けてモニターアームでモニターを奥に設置するなど工夫が必要です。
顔を動かす必要が出る場合もある
特に画面と目が近くなっている時に起こりがちですが、ウルトラワイドディスプレイは画面の端を見ようとすると意識して首や目を動かす必要があります。
通常のモニターであれば、常にモニター全体が見渡せているため、さほど首や目を意識して動かす必要はありません。
もちろん目だけを動かしても端は見えますが、フラットディスプレイの場合は想像以上に遠くて見づらいため首を動かす必要があります。
この動きはモニターを使ってない時にはなかったので、少し違和感を覚えます。
曲面であれば最小限の目の動きだけで見えるため、更にストレスフリーになるのではないかと思います。
Windows PCでは微妙にストレス
1年前から感じていたストレスですが、環境は改善できませんでした。
ウルトラワイドディスプレイを拡張領域として使う場合はあまり問題ありませんが、メインとして使う場合はストレスが溜まるか、ウルトラワイドディスプレイの良さを最大限には引き出せないかになります。
Windowsの設定にはウルトラワイドディスプレイに対応した画角がないため、端を切り捨てて使用しているPCのモニターの拡大として使うか、ウルトラワイドディスプレイに無理やり合わせる2択になります。
後者の場合、モニター接続/取り外し時にデスクトップのファイルは毎回ごちゃごちゃになるため、整理が必要になります。
ぼくは極力ファイルを置かないタイプですが、会社指定でおかなければいけないものもあるため、かなりストレスが溜まります。
Macの場合は全くそんなことはなくストレスフリーに使用できます。
購入を迷っていたら
ウルトラワイドディスプレイの購入を検討している方へ、ぼくが「これから買うとしたらこれを選ぶ」という4つのポイントを少子化しますので、参考にして見てください!
一番のオススメは29インチ以上の”曲面”ウルトラワイドディスプレイ
最もストレスフリーになるのは、やはり曲面のウルトラワイドディスプレイになります。
画面を見るのに首や目を頻繁に動かすというのは、やはり違和感があります。
29インチより小さなモニターの場合、あまりウルトラワイドであるメリットが出せないため、29インチ以上としました。
少し予算を抑えたい方は29インチの”平面”ウルトラワイドディスプレイ
曲面ディスプレイは少し高価になり、34〜35インチともなると各メーカー1桁後半万円〜10万円前後になります。
一方で29インチの平面ウルトラワイドディスプレイは、通常の画角のモニターより少し高価な位です。
また29インチがオススメの理由として、これ以上大きなモニターになってしまうと平面では端の方が相当見づらくなってしまい、首や目を動かす必要があります。
そのため平面の場合は29インチが最もお勧めとなります。
画面分割や動画編集をしないなら通常の画角のディスプレイ
画面分割や動画編集といったウルトラワイドディスプレイならではの使い方を含めて、特定の使い方を想定していない方は通常の画角のディスプレイがオススメです。
ウルトラワイドディスプレイは若干値段も高くなるので、普段使っているノートPCの画面を拡大して見たいだけなどであれば、無用の長物となってしまいます。
予算に余裕があるのであれば、その分のお金を○K対応などモニター自体の質の向上に使っていも良いかも知れません。
モニターアームはほぼ必須
せっかくモニターを導入してもモニターの高さが自分に合っていなかったり、モニターと目の距離が近くなってしまうとストレスの原因になってしまいます。
モニターアームがあれば、モニターの高さや前後位置調節も可能となり、適切な姿勢で作業することできます。
またモニターを設置すると、モニターの足が机上で結構なスペースを取ってしまいますが、モニターアームを使うと広々とした空間ができます。
常にクリアな思考にするためにも、モニターアームの使用はほぼ必須と考えていいと思います。
▼作業環境改善にHbadaのオフィスチェアーもオススメです!